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アーツアライブは、アートが全ての人々の生活の一部となるように、
アートを通して人々に喜びと生きる活力を与えます。

コロナ禍での対面アートリップの実施

 コロナ感染防止の為にアーツアライブがこれまで美術館、介護施設、病院の全てで実施してきたアートリップが3月以来中止を余儀なくされています。
今年一杯は外部との接触を禁じている施設がほとんどです。アーツアライブは、8月よりオンラインでのアートリップを始めました。オンラインでも、当事者を含む参加者の方には喜んで頂ていますが、対面の時のような直接的なふれあいが持てないのが正直もどかしいです。早く常連の皆さまにも会いたいです。

そんな中、認定アートコンダクターの仲間が最近感染防止に努めながら、施設側からの依頼で対面でのアートリップを再開したと連絡を受け、レポートしてもらいました。以下、認定アートコンダクターからの報告を施設の許可を得て転載します。
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                 コロナ禍で、椅子と椅子の距離を開けてアートリップを実施している部屋。

【コロナ禍の中、私たちは最大の注意を払って施設でのアートリップを実施しています】

私たちアーツアライブ認定アートコンダクターは、高齢者施設や認知症カフェなどでアートリップを定期的に実施してまいりました。ところがコロナ禍により多くの施設で来訪者を制限するようになり、私たちも伺うことができなくなりました。緊急事態宣言解除後もその措置は続行されています。アートリップ参加者様へのコロナ感染防止の観点から考えれば致し方のないことですが、その一方で、外部から切り離された毎日を送り続けることを考えるとQOLの低下などの心配もありました。

このような状況の中、三月よりアートリップを実施してきたグッドタイムリビング 新浦安様より、六月にアクティビティ再開のお知らせを受けました。うれしいのと同時に世の中の状況から考えると、私たちも納得のいく形で再開したいと思い、施設長の立﨑さんや担当の田代さんに再開の趣旨を伺いました。「今入居している方々に届けたいものは心豊かな生活であり、様々なアクティビティはそのために必要なものである。コロナ感染は周りの配慮で対応しうることなので、まず入居者様のQOLを第一に考え最大限の配慮をしつつアートリップの再開をお願いしたい。ご家族の方々にも、施設側の方針をご理解いただいている。」とのことでした。入居者様に何が今一番大事かを考え、ご家族様の同意を得た上での英断でした。またアートリップの有効性をご理解いただいていることもわかりうれしかったです。

このようなわけで、七月より月二回のアートリップを実施させていただいています。アートリップは高齢者の感情や記憶を呼び覚ます効果があり、参加者様の生活を豊かにできるものと確信しています。会場となる部屋はとても広く、音響映像設備も整い、「三密」を避けるには十分です。また入館前の体温チェック、うがい手洗いの励行、実施時はマスク着用必須です。そして私たちも日ごろから感染に十二分に配慮しつつ当日に備えるよう心がけています。施設スタッフの方々のきめ細かい対応に支えられ、入居者様の生活を豊かにするお手伝いをさせていただけることに感謝しています。(文責松島)


by artsalive | 2020-09-09 08:15 | アートリップ(ARTRIP)