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アーツアライブは、アートが全ての人々の生活の一部となるように、
アートを通して人々に喜びと生きる活力を与えます。

日本―イタリア コラボ企画

「日本―イタリア オンラインコラボ企画 OPEN STUDIO Vol.1」
日時: 2020年7月1日 午後4時から6時(日本時間)
主催;一般社団法人アーツアライブ、Imaginario社(イタリア)
場所: 各自の自宅 (ZOOMによる)
参加者: 日本 当事者とその家族 5名、 ファシリテーター、アシスタント
イタリア:  Imaginario社代表クリスティーナ、イタリアの高齢者 10名、

2014年にNY近代美術館で一緒のセミナーに参加して以来、ワシントンDC,そしてフィレンツェ、アンコナで再会し、刺激を与えあってきた友人のクリスティーナはイタリアのフィレンツェでまさにアーツアライブのように認知症当事者を含む高齢者を対象に美術館で対話鑑賞をしたり、わーと創作を行ったり、トスカーナ州政府の助成を受けてトスカーナの美術館関係者に高齢者対象(認知症含む)のプログラムのトレーニングをしています。今回の企画は、日本とイタリア双方で美術館、高齢者施設でのプログラムが実施できなくなったもの同士がZOOMでつながるという企画です。お互いの近況を話す中で企画がまとまりました。 イタリアと日本は時差が7時間ありますが、イタリアが朝9時、日本は午後4時に実施しました。テーマはINSIDE(部屋の中)です。

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プログラムは、
① 同じ写真を見てイタリアと日本双方がそれぞれ物語を作り、それをお互いの言葉で朗読し、感想を述べあう。
② ロックダウンの間沢山の時間を過ごした家の中の写真をとってZOOMで共有する
③ 日本、イタリア、それぞれが選んだ曲にイタリアの振付師が振り付けたダンスを一緒に踊る
④ 最後に一言ずつ感想を言ってお別れする。

ととても盛沢山で 日―英ーイタリア語というダブル通訳の為に2時間にもなってしまいました。それでも こんな時に地球の裏側とつながって、一緒に写真を見て感想を行ったり、お互いの部屋の写真を見たり、歌ったり、踊ったり、感想を言い合ったりできたことは大きな感動でした。長丁場で疲れたと思いますが、最後まで参加してくれました。 

同じベッドルームの写真を見ているのに、日本側はその青い色調から独身の男性の部屋と思い込んだが、イタリアは女性の、それも子供のいる家の部屋と思い物語を創作していたのがとても興味深いと思いました。日本人でも、同じ写真や作品を見ても意見は異なりますが、国籍が異なるとこうも違うのか、と今更ながら国際交流の面白さを実感しました。日本チームが選んだのは「上を向いて歩こう」イタリア人も知っているのは、と期待しましたが、初めて聞いたとのこと。それでも歌詞の意味を伝えると「今の時代にピッタリの曲」とのコメントがありました。イタリアチームが選んだのはAZUREという曲。初めて聞く曲でしたが、イタリアでは誰でも知っている曲だそうです。
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何気ないいつもの部屋の写真でも、イタリアの方から見ると日本の部屋はどう見ても日本の部屋であり、イタリアの普通のキッチンやリビングや窓辺は 私達日本人から見ると、やはりイタリアらしくとてもおしゃれです。言葉が通じない難しさ、もどかしさもありますが、それを超える感動がありました。 

イタリアの参加者のAnnaさんのコメントです。
「最も重要なのは、私達が距離を超えて近くに感じ、世界にはあなたのように私達のことを心においてくれている人がいるということです。これはとても励みになります」

日本の参加者のコメントです。
「イタリアとオンラインでつながっていることに感動してしまいました。とっても楽しませていた 
 だきました。ありがとうございました。 」

好評につき、第二弾を29日に行うことになりました。今度は食べものがテーマです。
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by artsalive | 2020-07-22 01:17 | NEWS