アーツアライブは、アートが全ての人々の生活の一部となるように、
アートを通して人々に喜びと生きる活力を与えます。

アートリップ参加者の声

11月7日にパナソニック汐留ミュージアム 「ジョジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ展」に参加された方からメールをいただきました。(車椅子のお母様とお父様お二人を娘さんが連れての参加でした。)

アーツトリップの皆さまへ


汐留ミュージアムではお世話になりありがとうございました。

到着してから皆さまの温かいお出迎えをいただき普段の外出とは全然違う雰囲気を母はすぐ感じたと思います。

皆さまがお一人お一人手を握り目を見て話しかけてくださり私もとても嬉しかったです。


アーツトリップでは絵を真正面からあんなにゆっくりじっくり見たことが初めてでした。

絵の題も解説もなくただ絵そのものを見て感じたことを皆さんと共有することは初めての体験でしたが何と楽しいことかと思いました。自分の意見を求められるのには緊張しました。でも自由に話してられる皆さんに刺激をいただきました。また皆さんの話しを引き出し受け止めて話してくださるので何を言っても大丈夫、という気持ちにさせてくださいました。最後に少し絵の描かれた背景など話してくださり、それもよかったです。

認知症とかそういうことで分け隔てするのでなく全く一緒に感覚や気持ちを共有できて感激しました。


母はホームに帰宅後もその晩はずっとニコニコしていたそうです。

父は丁度鬱の薬を減らしたことの効果の出る時期に当たっていたこともあると思いますが

今までいかに虚しい時間を空費していたか、こんな過ごし方をしてはいけない、生き方を変えねば、と思うに至った、と金曜日に言いました。薬だけでなくルオーの会も影響している、と言いました。

岩波英和辞典と木村伊兵衛の写真集と世界写真全集ポートレートを家から持って来て、と言われました。

テレビばかり見ていて本も読めなくなっていたのですがそういう生きる力みたいなものをいただいたようです。

私も一緒にこの貴重な経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

また参加させていただきたいと思っております。


車椅子まで押していただいたり、数々の細やかなお心遣いをありがとうございました。


        ( N・K様から、心のこもった便りをいただき、コンダクターも事務局も嬉しい限りです。)


by artsalive | 2018-11-22 18:02 | アートリップ(ARTRIP) | Comments(0)