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アーツアライブは、アートが全ての人々の生活の一部となるように、
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Arts in the Eldercare 2016, Singapore 高齢化社会における芸術 

Arts in the Eldercare Seminar 2016, Singapore  

2016年9月1日から2日にシンガポールアーツカウンシル(芸術協議会)の主催で第三回目となる 高齢化社会における芸術についての国際シンポジウムで 基調講演、分科会講師、そして、最終日のシンガポール ナショナルギャラリーでの認知症高齢者向け対話型プログラムの一日ワークショップでの講師をしました。アーツカウンシルが用意してくれたホテルはシンポジウム会場のナショナルギャラリーから歩いて5分ほどにありましたが、前日のギャラリープログラムの準備を含め、自由時間の殆どないタイトなスケジュールでしたが、セミナー会場であるオーディトリアムが一杯になるほどの350名近くの参加者があり、最終日の認知症対話型プログラムのギャラリーでのワークショップも 予想を上回る35名が参加。主催者のアーツカウンシル担当者からも、たくさんのポジティブなフィードバックが来ている、今度はアート創作の講座をやってほしいなど、個人的にも沢山のお礼と今後の共同企画の提案のメールを頂いたので、意義はあったと感じています。
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初年度は、英国、昨年度はアメリカより貴重講演講師を呼んだとのことですが、今年初めてアジアから講師を呼ぶことにしたそうです。英国、米国のプログラムも素晴らしいけれど、すぐにシンガポールに導入できない、だからアジアから呼んだとのいことでした、
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 パネルディスカッションから、モデレーターは、シンガポール工科大学のMichael Tan助教授(右端)、隣は、香港のコミュニティーアーツ専門家、高齢化と脳の研究者 Kua教授、米国EngAGE の創設者Tim Carpenter、林、左端はシンガポールの若手作家です。

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会場のナショナルギャラリーは昨年11月にオープンしたばかりですが、旧市庁舎と最高裁判所を建物を活かしてリノベしたギャラリーで、オルセー美術館と同じギャラリーの広さがあるそうです。屋上からは、シンガポールのスカイラインが一望でき、洒落たレストランとバーもありました。

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by artsalive | 2016-10-20 19:24 | 研究